大寒の中ですが、暖かい盛岡です。
+4度位はありそう。
空、雲 、日差しに春を感じます。
4月になったら始めたいことがあります。
この歳になったからこそ、学んでみたいこと。
春が楽しみ。
昭和を感じる居酒屋へ行って来ました。
このガラガラって開ける引き戸 懐かしい…。 照明は裸電球。
わたしの知る昭和は、もう裸電球ではありませんでしたけど(笑)、懐かしいの。
わたしは、生まれてから幼稚園へ上がるまで父方の祖父の家作で育ちました。
(両親が-かさく-と呼んでいたのです。今回調べてみましたら、貸し家のこと
歴史民俗用語辞典扱いでした。聞かない言葉ですものね。カサク なんて。)
下町ですから家作の皆さん面倒見のいい方ばかりでした。
(悪く言えは、お節介ですけど)
いつも誰かにおんぶされたり 抱っこされたりしていたようです。
お裾分けも日常的でした。
祖父母も父の兄弟達も近くに住んでいたので、常に誰かが訪ねてくる状況だったようですから
母の気苦労は、それはもう大変だったでしょうけど。
わたしは、楽しかった思い出しかありません。
だっていつでも遊び相手がいたのですから。
そのわたしも思春期を迎えた頃から、このお節介が煩わしく感じ下町気質が大嫌いになりました。
それからずっと程よい距離感のお付き合いを好んできたのですが
最近、お節介のわたしが見え隠れします。
先日のお飾り集めに来てくれた近所の子供たちが
どちらのお子さんなのか分からなかったことが、悲しく感じたの。
16年前東京から来たわたしや子供たちを温かく迎えてくれた盛岡の人たち。
子供達に声を掛けてくれる人がたくさんいたもの。
でも最近はそんなこともなくなって…。
盛岡でも希薄化している人との繋がりが哀しいの。
地域の人に育てられた昭和生まれのわたし。
お喋り好きは、このときの恩恵。
子供の時に多くの人と関わることって素敵なことだと思うの。
お飾り集めに来てくれた子供たちのきらきらした笑顔を
また見たいから
出来ることから始めよう。
こんなわたしでも、出来ることはあるわ。
ちょっとお節介になって…。